当流は「一般社団法人和文化教養普及協会」が運営しております。当流では集団で修行を行う一般的なクラスを新宿道場にて開催しております。
埴原有希士(はいばらゆきじ)代表師範
甲州流柔術 皆傳
一般社団法人和文化教養普及協会 代表理事
武士道コーチ
東京都新宿区を主な活動拠点として2010年より指導を行う。
型にはまった指導だけではなく、本質的な気付きを重視しております。
老若男女が、競わずに自身の能力の開発を行うことが出来るように、しっかりと理論を説明しながら実演を踏まえて指導しております。
主には古武術の指導に当たっております、女性の護身術の普及や、経営者向けの武士道哲学の教授も行っており、多くの門人と共に日々励んでおります。
【ご挨拶】
古くは戦国、合戦の時代より、より良い働きを成すための術(すべ)として武術は確かに存在していました。
当流は、そんな古の流れを汲む家伝の流派として、日々鍛錬を行っております。
当流が、武道ではなく、敢えて古武術と称するには訳があります。
押し付けの指導ではなく、心身の正しい鍛錬と、本来の武術が持つ現実的で理に適った思考を通して、優れた人物に自発的に到達して頂きたいという願いからです。それが本当の意味での体得であり、成長であると信じるからです。
それらの人としての成長、進化を促すものが、古より脈々と受け継がれてきた、技や、哲学に他なりません。それらへの感謝の念を込めて、当流は古武術と称しております。
当流の目指すところは、過去に留まり、型に終始するという観点ではなく、実践的な鍛錬や戦国武士道という、現代にも通用する学びを通して、志の高い人物を育成する事です。
士農工商、四民平等になって久しい現代。
武術は武士、男性、特別な人間のものではありません。
日々を強く、そして健やかに生きたいと願う全ての方のものです。
当流の稽古を通して、誠に強い心身を獲得し、技を身に付け、真に誇れる人物として共に成長していきましょう。
同門の士として、老若男女、皆様のご入門をお待ちしております。
2012年より指導開始
甲州流柔術代表/一般社団法人 和文化教養普及協会代表理事 埴原有希士
今井税幻(いまい せいげん)師範
甲州流柔術 奥傳
一般社団法人和文化教養普及協会 副理事長
法学修士、経営学修士
道幸京神(どうこう けいしん)師範代
甲州流柔術 奥傳
一般社団法人和文化教養普及協会 理事
ビジネスプロデューサー、神道家
スタープラチナ株式会社 代表取締役
昭和47年北海道生まれ
経営コンサルタントとして20年で年商3000億の大手商社をはじめ300社以上の企業を指導し、3000人以上の人々を成功に導く。
また、神道をはじめ日本の宗教を探求・研究。教派系神道教師の資格も取得。神仏をビジネスに活かすことを提案している。
毎年主催している「伊勢神宮ツアー」では、約300人で特別参拝。2018年8月、義経神社全国崇敬会初代会長に就任。
作家として、最新刊『ビジネスエキスパートがこっそり力を借りている日本の神様』(サンマーク出版)の他、本名の「道幸武久」名義で10 万部超えのベストセラー『加速成功』(サンマーク出版)や、『壁を崩して橋を架ける』(集英社)など著書多数。
高橋芳徳(たかはし よしあつ)師範代
甲州流柔術 奥傳
【所持する段位・傳位】
忍法体術3段
柔術3段
剣術、薙刀術中伝、棒術奥伝
小学3年の頃に柔道を始めたのをきっかけに、武道に興味を持つ。22歳から本格的に学び始める。
柔術を学びに行った先で忍術を勧められ、17年ほど忍術、忍法体術、骨法術、骨指術、古流柔術、剣術、棒術、薙刀術、その他各種武器術を学ぶ。怪我により5年ほどの間を置いて、再度技を高めるために甲州流柔術に入門。現在に至る。
長年の武道経験を活かし、丁寧で分かりやすい指導を行っています。
宇部由紀乃(うべ ゆきの)師範代
甲州流柔術 目録
一般社団法人和文化教養普及協会 理事
剣舞師
セルフディフェンスインストラクター
5歳からモダンダンスを始め、高校生まで各公演に出演。大学院修了後、農林水産省に勤務。2018年入門。2020年に同省退職後、指導者として活動中。2児の母。
著書:元キャリア官僚の私が、古武術に命を救われた話
社会人になってから甲州流柔術に出会い、理に適った技術のみならず、日々を生きる上で大切な神道的哲学に深く魅了されました。心身をリフレッシュしながら、のびのびと稽古いただけるよう努めています。多くの方に古武術の魅力をお伝えし、日々の活力としていただければ幸いです。
指導員:今泉輝信(いまいずみ てるのぶ)
甲州流柔術 目録
指導員:伊藤椿記(いとう つばき)
甲州流柔術 正傳
~字(あざな)について~
中国に始まる風習の一つで、男子元服当たりつけられる通り名の様なものです。
過去、武士の習わしとして、折に付け名前が変わる事は珍しい事ではありませんでした。出世魚のたとえ話があるように、立身出世に合わせて、武士はその名前を変える事があったのです。また、幼い時には幼名を用いるなどの習慣もありました。
現代において、我々が授かる名前は、通常ひとつのみです。親の期待や願いが込められた、素晴らしい名前をいただいているはずです。
しかし、人生を歩みだせば、親の考えた道のみならず、自分自身の努力や歩んできた道のりで、様々な経験を元に自とうものが形成されます。そうして、一つの区切りがついた段階で、今の自分にふさわしい名前を授かる。当流では、そんな武士の風習に習い、今日でも字の伝授を行います。
上記記載の名札は、すべてあざなの表記です。
当流では門人の鍛錬の度合いに応じて、伝位を授与しております。詳細は以下をご参照ください。なお伝授までの時期については、出席の日数や修行への取り組み方で変化します。
●皆 傳
当流の技術と思想の全てを習得。自身の流派(分派として)を持てる段階。
授与までの目安:無し
●奥 傳
当流の全ての技術を習得した段階。
授与までの目安:無し
●目 録
技を究め、実戦の心得を得た段階。他の武道における三段に相当。
授与までの目安:1年~3年
●正 傳
中傳における技術を正しく身に付け、体術と武器術の調和がとれた状態。他の武道における二段に相当。
授与までの目安:1年~2年
●朱 傳(女性傳位)
詳細はこちら
●中 傳
中傳の基礎を身に付け、武器術の心得を得た段階。他の武道における初段に相当。
授与までの目安:6ヶ月~1年
中傳の位を得たものは、字(あざな)が伝授される。
●初 傳
初心を得た習得度合い。古武術を身に付ける基礎が整った段階。
授与までの目安:3ヶ月~6ヶ月