古流を語る際に、流派の系譜系統を云々する場合もあるが、ここは一つ術技の特徴について記述したいと思います。
剣術と一括りに言っても、様々な流派があり術技があります。
現代剣道は一刀流を基礎としていますが、そうではない古流剣術では非常に特徴的な術技や動きもあります。
昔はまさに玉石混淆の時代もあったでしょう。
そんな中当流は所謂剣術で考えると、以下のような特徴があります。
半身の入れ替え またそこからの引き斬り 袈裟斬り 青眼構えや八相構え 独特の手の内
等、いくつか特徴を上げることが出来ます。
これらは比較的現代剣道とは遠い技術です。
剣道と剣術は大きく異なります。善し悪しやどちらが上という話ではありません。
目的や時代背景、またはルーツが異なるのです。
より細かな話で言うと、流祖が影響を受けた宗教(神道なのか仏教なのか)でもまた違った理論や術技になってくるようです。面白いことですね。
当流はその意味においては神道に影響を受けているでしょう。
それら培われた術技を持って、実戦的な実力も養うことを目的に、現在稽古を行っております。
ご興味がある方は是非お気軽にお越し下さい。
東京 新宿 古武術・古武道・剣術等の武器術を学べる道場「甲州流柔術」
師範 埴原有希士
コメントをお書きください