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心構えその三 中庸

当流における非常に重要な心構えの一つです。

 

中庸とは、簡単に言ってしまえばバランスが取れている事を表します。

 

立合い、組手の類を経験されたことがある方理解できるでしょうが、中途半端な位置取り

は最も危険です。

 

 「出るなら出る 引くなら引く」

 

これはとても大事ですが、とても難しくもあります。

 

武術全般に言えることですが、大事な事ほど実はシンプルで、そのくせ難しいものです。

 

どのようにその間合いを掴み、立ち回るか。そのために中庸が必要になります。

 

心の持ちようとして、攻めるばかりでなく、引くばかりでなく。常に相手に合せて必要な

動きをとります。そこに自身のこだわりや思い込みは必要ありません。

 

偏る事無く、拘る事無く、常に中庸に。

 

これが当流の思想の一つです。

 

 

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師範 埴原有希士