武道競技人口は年々減少しているそうです。
人口も減少しているので当然といえばそれまでですが、それ以上に武道に対する興味関心の低下を感じます。
その理由に、習い事としてのハードルの高さがあると思います。
武道の道場のイメージはどんなものでしょうか。少なからず次のように考えている方もあると思います。
・堅苦しい
・押し付けがましい
・いろいろうるさそう
・上下関係が厳しそう
・軽い気持ちでは参加できない 等
確かにそういった流派、道場もありますので、あながち間違いではありません。
ですがそういった流派、道場ばかりではありません。
例えば当流は、そもそも競技人口の極端に少ない「古武道」というジャンルですから、逆に現在は個人指導を中心に活動することによって、上記のような煩わしさ無く、皆様のびのびと楽しく鍛錬していただいております。
当流の技術は、誰かに誇るためでも、また誰かのために学ぶものでもありません。
全て修行者自身のものです。やはり楽しくのびのびと学んで欲しいと願っています。
常日頃武術に必要な心構えなど思索しながら稽古に励んではおりますが、このご時勢結局のところ命のやり取りなどまず発生しません。
では何のために学ぶのか。
「かっこいいから」「ただ強くなりたいから」「趣味として」「ダイエット」
等動機は何でも構わないと思います。
真面目に取り組む。この気持ちがあれば動機はそれほど重要ではありません。
真剣に稽古に励む気持ちは、楽しむ、という気持ちと両立できるはずです。
真剣に取り組め、と指導者が激を飛ばすのでなく、自然とそうなる指導方法や環境作りこそ指導者に求められる役割と思います。
古武道・古武術に興味のある方は、ぜひお気軽に見学・体験にお越し下さい。
東京 新宿 古武術・古武道・剣術等の武器術を学べる道場「甲州流柔術」
師範 埴原有希士
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