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道場の選び3つのポイント

甲州流柔術の埴原です。

武道未経験者の皆様は、どのように自分が習うべき武道を決めればいいのか。またその流派や、道場はどこが良いのか。そんな疑問に溢れていると思います。この記事ではそんな疑問の解消に一役買えるような内容を記載していきたいと思います。

いくつかのポイントごとに、あなたに本当にあった武道、流派、道場選びの考え方をお伝えします。

 

考えるべきポイント① 何故武道を始めたいと思ったのかを考える

数有る習い事の中でも、特に武道を始めようと思った理由は必ずあるはずです。

その点を明確にすることで、習うべき武道は自ずと見えてくるはずです。

以下はその例です。

 

「特定の武道に憧れて」

空手や柔道、剣道といった特定の武道に憧れてというケースは多いと思います。この場合はいくつかのきっかけがあったと思います。

 

・映画や漫画等のメディア作品

・知人が習っている

・近くに道場がある

 

いずれの場合も、イメージと現実が異なる場合がある事は理解しておいてください。

特に「映画や漫画等のメディア作品」は事実とは異なる描写や、極端に誇張された内容である場合もあります。また、例えば空手一つとっても、非常に沢山の流派があります。

 

・伝統派空手 型稽古及び組手を重視。組手は流派にもよるが、防具有りのポイント先取制が多い。

・フルコンタクト空手 フィジカルトレーニングと、組手を重視する。大半が直接打撃有りの顔面突き禁止というルールを採用している。

・琉球空手 所謂古武道に類される技術が多く伝承されている。最も根源に位置する空手。

 

大まかには以上のように分類できる。(上記に全て当てはまるわけではないので悪しからず)あなたが憧れた空手が、一体どの空手にカテゴライズされるのか、まずはここを見定めないと、入門後に非常に困ったことが起こる。なぜならば上記の3つは基本的には同じ「からて」という流派ではあるが、その練習方法や道場の思想及び雰囲気、技術としての系統も大きく異なる場合が有る。これらを踏まえて、次のポイントが挙げられる。

 

考えるべきポイント② 自分の憧れた武道の流派や系統をリサーチする

 

自分の本当に習いたい武道を判断するには非常に大切な観点です。ぜひ参考にしてください。

 

自分の習いたい武道の流派が決まったら、次は道場選びです。大きな流派であれば、全国各地に大小様々な道場が存在します。道場選びの基本は以下の観点が重要です。

 

・通いやすさ

・道場の方針

・指導者の人間性と実力

 

まずは通いやすさです。これは大まかには立地・月謝・稽古日等が挙げられます。

つまりあなたの家の近所で、毎月充分払えるだけの月謝で、あなたが暇な日に稽古を実施している道場を探せば良いわけですね。しかしこれがなかなか見つからない場合が往々にしてあります。先に挙げた3つの要素でも、特に稽古日の点で通うことを断念するケースがあります。道場の稽古日は土日が多く、+平日が1~2日程度といったところが多いようです。ですが不規則な現代人のライフタイルの場合、土日休みではない、同じ時間帯に通い続けるのが難しい、といった場合もあるようです。当流では、個人レッスンをお受けしております。場所は新宿に限定されますが、平日夜間、土日等、毎週お好きな時間帯に予約を入れて、周りに気兼ねなくプライベートレッスンを受けることができます。内容も修行者に合わせたものなので、無理なく学べるメリットがあります。

当流のような設定は少ないと思いますが、多少遠くても自身の習える日に稽古が行われている道場をお選び頂いと方が良いと思います。無理なく通い続けるコツの一つです。

 

道場の方針についてご説明します。指導者の方針とも言えますが、同じ流派の道場であっても、形稽古しかしない道場、組手をたくさんする道場等、行う稽古内容が大きく違う場合があります。そのため単に近いからと言って安易に道場を選んでしまうと、後から後悔する場合があります。というのも、現在の道場から、同じ流派の別の道場に移籍することは非常に困難です。武道は礼節を重んじますので、一度付いた師匠の下から、同じ流派の別の師範に乗り換えるような行動は、不可能ではありませんが、かなり批判的に捉えられる場合があります。

 

次に指導者の人間性と実力を考えていきましょう。

武道の指導者といえ同じ人間です。皆が皆聖人君子のような人柄を想像していると落胆を覚えるかもしれません。私がお付き合いさせていただいた師範、先生方は人格者が多く、勉強になることひとしきりでしたが、やはり中には以下のような方もいらしゃいました。(ごく一部の例です)

 

・目上の門人を呼び捨てにする

・武道とは関係のない内容で門人を動員する

・門人の結婚式の仲人の強要

 

以上のお話は嘘のようで本当のことです。所謂体育会系のような体質の道場や指導者は確かに存在しますので、その様な考えが合わない方には、続かない最大の原因になってしまうかもしれません。

 

また指導者の実力ですが、空手を例にばかりして恐縮ですが、例えば型に優れた指導者と、組手に優れた指導者があったとします。あなたが組手で強くなりたいのならば、当然後者の指導者に習うべきです。これらを踏まえて、次のポイントが挙げられます。

 

考えるべきポイント③ 安易に近場で決めず、自身のライフスタイルや目指すべき目標から道場を選ぶ

 

以上3点が、あなたが初めて通う道場を選ぶ際に最低限気をつけるべきポイントです。少しでも参考になれば幸いです。

 

最後に以上3つのポイントに沿って、当流のご紹介をしたいと思います。

 

考えるべきポイント① 何故武道を始めたいと思ったのかを考える

 

当流は合戦の武芸から発生した所謂古武術です。現代で言うところの軍隊格闘技という立ち位置で、非常に実戦的な技術体型を習得できます。思想は合理的で、沢山の技を覚える必要はなく、核となる技術を中心に、相手に合わせて最適な技を繰り出すことで相手を制します。あまり人がやっていない珍しい武術を学びたい方には最適です。

 

考えるべきポイント② 自分の憧れた武道の流派や系統をリサーチする

当流は便宜上「古武術」と称していますが、実際古武術の各流派は、独立したものなので、各流派で思想や技などは千差万別です。当流は当身(打撃)、捕手(投げ技、関節技の類)、剣術をはじめとした武器術を学ぶことができます。

 

考えるべきポイント③ 安易に近場で決めず、自身のライフスタイルや目指すべき目標から道場を選ぶ

当流は主に東京都新宿区で稽古を行っております。集団稽古の他にも、個人レッスンも受け付けておりますので、稽古者の都合で無理なく稽古を受けられます。

また、当流は実戦で役立つ武術を目指しています。そのため、乱取り、立合い等、所謂組手的な稽古を重視しております。そのために必要な、稽古者に怪我をさせずに稽古する事が可能です。

 

当流に興味を持たれた方は、見学・体験にぜひお越し下さい。

 

 東京 新宿 古武術・古武道・剣術等の武器術を学べる道場「甲州流柔術」

師範 埴原有希士